人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。
人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。
ウィリアム・シェイクスピア
毎朝起きた時に思い出したい言葉である。 人生で直面する出来事には自分のコントロールが及ばないものが多い。選べるのはその物事にどう向き合うかだけ。正直このような「何事も心の持ちようだから前向きに頑張ろう」という内容のことばは、あまりに世の中にあふれていて少々疲れていたのだが、日々をより楽しくするために受け止めようと感じた次第である。 髪やメイクが決まり、素敵な靴を履いている日はちっとも疲れないが、身なりはボロボロ、履きつぶした靴を履いて恥ずかしいと感じてしまう日は少し出歩いただけで引き返したくなる。なんてこともある。テンションを上げようではなく、どうすれば自分の心が明るくなるか、きっかけづくりを工夫したい。
2021.10.20