人間は生まれながらに理不尽を背負っている。
大切なのは、なんとか理不尽な状況に打ち克って、理想の人生にできるかぎり近づこうと努力すること。
その過程にこそ生きることの醍醐味というか喜びもある。
平尾誠二
『ミスターラグビー』こと、平尾誠二さんの言葉です。平尾さんはラグビー界発展の為、尽力されていましたが、病気のため、53歳という若さで亡くなりました。この言葉は、平尾さんの友人でもある、iPS細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞された山中伸弥教授が、平尾さんの「理不尽に勝つ」という本の中の一説として紹介されていました。「理不尽なことは、どんな人にも起こる。動じずに笑顔でいなさい。こんな時こそ笑顔が大切だ。」実践するのはなかなか難しいですが、今、心に響いている言葉です。
2020.05.14