人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだと思います。
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ 行けばわかるさ。
アントニオ猪木 ~1998年4月4日 東京ドーム 引退試合後に行われた最後の挨拶~
先日、プロレスの一時代を築いたアントニオ猪木さんが他界されました。 この名言は、アントニオ猪木さんが自身の引退試合後の最後の挨拶で述べた言葉です。 「この道を行けば・・・行けばわかるさ」の部分は、実は、思想家、哲学者だった清沢哲夫氏が著書「無常断章」に収載したものからの引用です。 私が小学生の頃は、夜8時からプロレスのTV放送があり、いつも見ていた強靭な肉体の持ち主でしたが、プロレスを引退後、参議院議員となり、イラクでの人質解放や北朝鮮とのパイプ作りなど素晴らしい功績を残されました。考えてばかりで一向に動かない政治家よりも行動で示した模範的な方だと思います。私もこの言葉には共感し、「考えてばかりで動かないより、先ずは行動あるのみ」を信条としています。行動すれば、道は開けます。 これからも、愚痴らず、奢らず、希望を持って、行動することを大切にしていこうと改めて気持ちが引き締まりました。
2022.10.03